黒龍神社の看板
町内にある、小さいけれど古い歴史を有する神社の祭礼の時にいつもナイスな標語入りの看板を書いてくださる人がいます。
神社は、福井県福井市舟橋町に鎮座する「黒龍神社」で、看板を書いてくださるのは元々映画館等の看板を書いていたという御仁。数年前の神社の宮守総代のご親戚というご縁で、年に何回か祭礼に合わせて書いていただいています。神社には、氏子総代(自治会長)と宮守総代の二つの役職があり、その役職として私もお付き合いをさせていただいております。元々、看板屋さんなので絵も素晴らしいのですが、チョイスする標語が心を打つと評判です。色々とお調べになって書いてくださるようですが、今では無くてはならない、文字通り神社の看板になっています。
表題が、令和3年最新版の標語
どんな人でも、つまづき、悩み、失敗し、傷つき、後悔し、葛藤しながらの人生ですので、誰しも、標語通りに生きなければなぁ、と共感するのです。よく似た言葉に、反省すれど後悔なし、というのがありますが、悩み過ぎて負のスパイラルに陥ると、心が潰れ、最後には死を選ぶ、ということになりかねません。失敗しても出直せる、朝の来ない夜は無い。失敗しても挫けずに前を向いて出直そう、という意味ですね。その前のものは、「失敗して利口になる 挫折して強くなる 人生に無駄はない」でした。下にリンクを張りましたのでご覧ください。
色んな人がこの種の言葉に励まされている
ネットで調べてみると、「開運!なんでも鑑定団」でおもちゃの鑑定をする北原照久氏がインタビューで話したとされる記事がありましたが、似たような記事は幾つもあり、何れも自身に照らし合わせての人生回顧の記事でした。
万人に通じる言葉だと思いますが、当ブログの「七転八起」も同じ意味だと思い、記事にさせていただきました。
これからを生きる道標
小生も65歳になり、成功よりも失敗の方が多かった、と振り返る今日。未熟な人格故、色んな人にご迷惑をお掛けしたにもかかわらず、寧ろ温かく接していただいたと感謝しています。幸い、私には勿体ない程の伴侶が三人の子供たちを立派に育ててくれ、有難く思っています。これまでの所業の天罰なのか、定年後、世間の荒波に晒されて色々と禍を被り、悶々とした日々でしたが、神社の標語に励まされ、改めて、前を向いて生き抜こうと思っています。
神社のホームページです。ご覧いただけたら幸いです。
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