玄蕎麦を挽きました
玄蕎麦約2.3キロで、約1500g(34メッシュ)の蕎麦粉が取れました。
挽く際、大方の蕎麦殻は石臼から出た段階で三角コーナー用のネットで取りますので、粗い目の篩は使わず、出来た粉を20メッシュで篩えば、殆どの蕎麦殻が取り除けます。20メッシュで篩った後、更に34メッシュで篩って出た粉だけを使います。
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玄蕎麦自動供給装置
玄蕎麦100%の粉は、流石に黒い
円形にした状態の写真ですが、さすがに黒い。抜き実に3割から5割、玄蕎麦を入れて挽いた粉を販売している粋な粉屋さんがありますが、そこでも、玄蕎麦100%を石臼で挽いた蕎麦粉は、商品にしていないだろうと思います。蕎麦殻を外せなかった時代はこのような蕎麦だったのだろうと思いますが、石臼を所持している者だけの楽しみ方だと悦に入っています。
本当の十割蕎麦、越前ブラックと命名
石挽十割を謳い、長年、抜き実での蕎麦を打ってきましたが、やっと本当の石挽十割蕎麦が打てています。確かに、蕎麦殻を一緒に挽く訳ですから黒くなるのは当たり前、蕎麦殻の微粉が混じるのも当たり前、コストがかかるのも当たり前ですが、お蕎麦屋さんでは味わえない、本当の蕎麦が楽しめます。今回は、少し細目にしましたが、茹でても切れることなく普通の長さで楽しめました。喉越しで食べるのではなく、噛んで食べる田舎蕎麦。食べた後、暫くしても口の中に蕎麦の香りが残る蕎麦でした。越前ブラックとでも名付けましょうか、商標を取りたい気持ちです。本当に十割蕎麦は美味しいですね。折角なので味見をした後、地域の長老にお裾分けをしました。
秋蕎麦の収穫が楽しみです
今回の玄蕎麦は、昨年収穫したものでしたが、いよいよ秋本番、と言ってもまだ少し早いですが、秋蕎麦の収穫が楽しみです。昨年は十年に一度あるかどうかという、蕎麦の当たり年で、美味しい福井県在来種の本来の味が楽しめました。蕎麦の実も、作の良い年は玄蕎麦で保存して置きますが、適正に保存されている玄蕎麦の味は落ちないものだと実感します。今回が正にそうでした。石臼1基、少量しか取れませんが、頑張りたいと思いま
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