拘り
拘りの一番は、日本一美味しいと評判の「福井県産玄蕎麦石臼挽き蕎麦粉」を使用することです。
店名のとおり、繋ぎを入れない蕎麦粉十割の手打ち蕎麦で、打ち粉も、県産玄蕎麦を挽いた時に出る一番粉(花粉)を使っています。一般に打ち粉は、外国産だったり、国産と半々で調合したりされていますが、当店は打ち粉も福井県産なので、正真正銘の純粋な福井県産十割蕎麦です。麺は当然ですが、蕎麦湯がまた美味しいです。
二つ目は、水。蕎麦を打つ際には、蕎麦粉の約半分の量の水を使いますが、親和性のある美味しい水を使用しています。勿論、県の水質検査済みのお墨付きの水です。
三つ目は、醤油麹。醤油と米麹は地産地消を貫き、隣接自治体の池田町産の、無農薬で作られている美味しいモノを使用して作っています。
三つ目は、トッピング。鰹節、塩、大根、ネギ、長芋も研究を重ね、拘っています。とりわけ、鰹節は、お出しする直前に削った香り豊かなモノを使用し、塩は、国内外の美味しい塩を試食し、蕎麦に合うものをチョイスしています。
店舗のご紹介
古民家での営業です
築50年程度なので古民家とは言えないかも知れませんが、今時には珍しい土壁作りの建物なので、夏は結構涼しいです。
店のシンボルの提灯
伝統工芸の「三国提灯いとや」さんの作です。家にあった古い提灯を作り直していただいたものですが、実は、再利用されたのは上下の輪っかだけで、竹や紙等は全て新調です。店名と家紋を入れていただきましたが、家紋は「丸に揚羽蝶」という珍しいもので平家紋だそうです。ご先祖は平家ゆかりの人だったのかも知れません。
客室
8畳間一つ、6畳間二つの3部屋で、2部屋はテーブル席、あと一つは座卓席です。収容人数は20名です。
ゆったりと過ごしていただけるよう、なるべく相席にならないようにしています。テーブル席には、長時間居て頂けるよう、大きな画面のテレビを置いています。グループでの時間制限貸切りパターンも用意しております。
座卓の部屋には床の間がありますが、木彫りの天神様を祀っています。掛け軸の天神様が多い中、古くにこの地に伝わる天神様で「武生天神」と呼ばれています。私が小さい頃(約60年前)に伯父から頂いたもので、息子が誕生した機会(約30年前)に塗り直しをしましたので、綺麗な状態です。貴重な文化なので年中、祀っています。
メニュー
今のところ、おろし蕎麦だけですが、少し慣れて来ましたら、トロロ蕎麦、塩や醤油麹をつけて食べる蕎麦、蕎麦の刺身等も加えて参ります。(写真は普通の太さの麵ですが、細麺、太麺もあります。)
営業時間、定休日
土曜日から火曜日までの午前11時から午後4時迄営業します。
定休日は、水曜日、木曜日、金曜日で、不定休も取らせていただきます。
予約制
1人で営業しておりますので、予約制をとらせていただいております。
グループでのご利用も可能です。
おろし蕎麦の歌
地元の女性歌手「絵利菜」さんが歌うご当地ソング(令和5年3月発売)ですが、蕎麦屋にピッタリの歌です。
YouTubeにチャンネルがありますので、リンクを貼っておきます。一度、お聞きください、ほっこりします。
おろしそば福井(絵利菜)
絵利菜チャンネル
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