十割蕎麦寺子屋もオープンから半年が過ぎました。改めてこの半年を振り返ります。
美味しい福井県産そばをリーズナブルな価格で
拘りは、地元福井県在来の玄蕎麦を石臼で挽いた蕎麦粉を使用した十割蕎麦であること、蕎麦を打つ際の打ち粉までも福井県産のモノを使用することにあります。
蕎麦粉は、福井市河合の農事法人ハーネス河合と、地元越前市の増田そば製粉所のモノを使用しています。
返しに使用する醤油は、池田町で収穫された大豆を原料とした本醸造醤油を使い、同じく池田町産の米麹をその醤油で漬けた醤油麹の上澄みを使用して出汁を作るなど、地産地消に努めています。
他にも、おろし蕎麦のトッピングの花鰹は、お客様の顔を見てから削り器にかけた香り高いモノを使う等、拘りを持っています。
美味しい福井県産そばをリーズナブルな価格で、がモットーです。
「fu」と「URALA」で紹介されました
この度、地元コミュニティ誌の福井新聞「fu」と「URALA」に、新店舗として紹介されました。
取材を受け、店の概要を説明し、店の蕎麦も食べて貰いましたが、出来上がった原稿は、恥ずかしくなるような立派な内容でした。
同業の先輩からお聞きすると、コミュニティ誌に紹介されると格段にお客様が増える、とのことですが、確かに、営業日の土曜、日曜、月曜、火曜の各日共に、多くのお客様がご来店されています。
大変、有難く思っています。紹介記事に恥じないような、美味しい蕎麦を作る所存です。
SNSの力
SNSに投稿されるお客様も多く、投稿記事をご覧になった方がご来店されるというパターンが多くなっています。写真付きで、お店の概要や、美味しさ、サービス等の感想を書かれてアップされています。
種類としては、facebookの「お蕎麦が食べ隊」「越前おろしそばの会」「蕎麦屋さんを元気に」等のグループ、Instagram、GoogleMaps、ヤフーカーナビ、食べログ、LINE(ライン)、個人blog等ですが、SNS上の投稿を多くの方がご覧になっているのだと思います。
投稿された其々の評価は、大変、参考になり又、励み、戒めになっています。エゴサーチではありませんが、書かれていることに敏感になるこの頃です。
より多くのニーズに応えて
評判を何処で聞くか、聞いた評判をどう評価し、改善するかは、古来からの大きな課題です。
開店当時の蕎麦は、実はあまり評判良くありませんでした。蕎麦の味が薄い、香りがしない、という致命的なものでしたが、試食した友人のアドバイスで使用する蕎麦粉を変え、香り高い蕎麦にすることが出来、事なきを得ました。
現在は、粗挽き粉を混ぜた普通粉に殻を混ぜた黒粉のブレンド蕎麦粉を使用していますが、蕎麦の評判はすこぶる良くなっています。
こんな美味しい蕎麦初めて食べた、今まで食べたことが無い味、又来ます、等のお客様の言葉が、唯一の励みです。
おろしそば福井
地元の歌手絵利菜さんが「おろしそば福井」という歌を歌っています。6月10日に当店でも、CD発売記念ミニコンサートを開催しましたが、多くのお客様がお見えになりました。
おろしそば福井の歌は、蕎麦屋のテーマソングでもあります。毎日の通勤(往復70㎞)時には聞きながら運転しています。シンプルで良い歌だと思います。
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