雪道は、チュウハツプラス マルチロード

乗り物

プリウスαでも、地上最低高を上げると雪道の轍の山に底が当たりません。目下、大雪警報発令中で、積雪が60cmを超えましたが、除雪が追い付かない雪道では、チュウハツプラス マルチロードが威力を発揮しています。プリウス系は、地上最低高が低くて、雪道に弱いという欠点がありますが、克服できます。

チュウハツプラス マルチロード、とは

写真の2枚目は、チェーン着装中の前輪ですが、フェンダーの隙間が広いのが分かりと思います。(F)(R)共に、約15~20mmアップします。

メーカーの説明

「スプリングテクノロジーのパイオニア“中央発條”の特許技術“SASC“(横力制御ばね《SideActionSpringbyCHUHATSU》)を奢った車高アップスプリング。走行時の路面からの入力に対するダンパーの動きをスムースにさせる中央発條独自の特殊形状を用い、車両それぞれに合わせたアップ量、レートを緻密にセッティング。車高アップする事で適正なアーム角を確保、高められたロール剛性から、直進性、操縦安定性、乗り心地を向上させる事に成功。 また、荒れた路面やわだち等で心配されるボディと路面との接触を避けつつ、快適なドライビングを提供します。安定感のあるしなやかな乗り心地に仕上げました。素材に軽量・高剛性のバナジウム鋼を採用し、経年劣化による”ヘタリ“を最小限に抑えています。」

雪道の轍走行

純正のバネから履き替えて7年位になりますが、確かに、直進性、操縦安定性、乗り心地は良くなりました。何より、雪道での亀の子が無くなりました。北海道のあるタクシー会社は、全車にマルチロードを履いているそうです。

タイヤチェーン(緊急事態用に携行がお勧め)

最近は、スタッドレスタイヤの性能が向上したので、余程の雪でないと着けませんが、そもそもは、除雪道路と圧雪道路が入り混じる環境なので、面倒臭いのと摩耗が心配なのだと思います。主幹道路等は早めに除雪されますが、その他の生活道路の除雪は遅く或いは、してくれない等で圧雪道路が多く残ります。圧雪道路でしかも、轍が高いと、走行出来ない車も出てきます。

メーカーの注意書きには、雪道以外の走行は絶対禁止、とありますが、雪の降った日は、誰しもが、除雪、未除雪が混在する道路を走行するので、実験をしてみました。

結果は、雪道以外(アスファルト道路)でも20㎞程度(時速40㎞/h以下)なら大丈夫(1枚目)で、30㎞を超える(2枚目)と磨耗してきました。金属チェーンなので、履いていれば磨耗はしますが、緊急事態用に1セット携行すると、安全が高まります。使用の際の注意書きが色々ありますので、取説をよく読むことをお勧めします。

「チュウハツプラスマルチロード」と「タイヤチェーン」で、雪に弱いとされるプリウスαでも、かなりの雪でも対応できます。

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