プリウスα延命策 その1(静音化)

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乗り物
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残念ながら生産販売が終了したトヨタプリウスα。今も現役車両として街中でよく見かけますが、燃費も走りも使い勝手も良く、数あるトヨタ車の中でも名車の部類だと思います。私は2014年からプリウスα乗りになりました。それまでは、子供の送迎等に便利なトヨタノアに乗っていました。今ではおかしい話ですが、ハンドルに色々なスイッチが付いていることに驚いたものです。今後も長く乗り続ける予定ですが、私の延命策をご紹介します。
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静かだけど喧しい

プリウスαを購入し、嬉しくてあちこちドライブに出かけましたが、一度、アスファルトが接ぎ剥ぎだらけの荒れた田舎道を走っている時に、激しい雷雨に遭遇したことがありました。路面からのロードノイズとルーフや全面ガラスを打つ雨音や雷鳴で、車内がまるでドラムの中にいるような大騒音に見舞われました。ハイブリッドで走行音が静か、ということを売りにした車とは思えない状態で、失望感を覚えました。確かに、きれいなアスファルトを走っている時の静寂さは、接近音が出る仕組みまである程ですから、流石に群を抜いています。しかし、荒れた道、悪天候等の時は普通の車に戻ります。北陸は、12月にもなると霰が降りますが、霰がルーフに当たる音も相当な騒音です。

静音化スタート

日本の自動車メーカーは、車を多面的な効果を狙い製造しているので、ボディの鉄板が薄く又、ボディ剛性もそれほど高くはありません。一般に外車(アメ車、欧州車等)は、車体の鉄板が厚いように感じますが、確かにルーフをノックするとコンコンと重厚感のある音がします。一方、国産車では、ガンガンという如何にも鉄板が薄い音がします。
ネットで静音化の記事を貪り、辿り着いたのが防音シート等を販売する会社のHPでした。幸い、商品を販売するために静音化している工程の写真が沢山あり、参考になりました。何より有難かったのは、デモカーにプリウスαがあったことです。以下が、静音化した作業の概要です。7年前のことなので写真が足りません。ごめんなさい。

ルーフと床の遮音、防音

ルーフは、室内灯や取手を全て外し、ルーフカバーを取りました。一枚物のカバーは長くて折れ易いので、二人でする方が無難です。ルーフカバーを外すと補強板が付いている鉄板が見えますので、適度な大きさに切った耐熱制震シート(ノイサス)を全面に貼りました。写真が無いので分かり難いかもしれませんが、シートは強く圧着しないといけません。エアバック部分は触らず、周りにも何も貼っていません。灼熱で卵焼きが出来るようなルーフですから、剥がれるのが心配です。幸い、買った商品は圧着すれば、熱に強いようです。ルーフカバーを付ける前にルーフカバーとの間に吸音シート(シンサレート)を挟みました。これでルーフは、鉄板、耐熱制震シート、吸音シート、ルーフカバーという4重構造になりました。効果はテキメンで、ルーフを叩く際に出る音は、重厚感のある欧州車のような音になり、ルーフの雨音は消えました。逆に窓ガラスを打つ音が目立つようになりました。
次は、床の防音、防振です。一定の対策はされていますが、更にという施工です。まず、シート全席を外し、下のカーペットを取ります。要所々に防音シートがありますのでそれも取り、鉄板剝き出しの状態にします。配線に注意しながら、補強のための制震シート(レアルシルト)、吸音シート(シンサレート)を貼り込みます。私の場合、カーペットを戻したら少し膨れるくらいの量を貼りました。又、純正足マットはペラペラなので、防音マット(安物)で同じ大きさのモノを作り、足マットの下に敷きましたので、下からの音は、大分、防げるようになったと思います。

予備タイヤスペース、リアフェンダー内側

予備タイヤスペースは、鉄板1枚で下は路面です。叩くとガンガンと音がしますし、外の音が侵入する場所です。内側と周辺に制震シート(シンサレート)と防音シート(エプトシラー)を貼りました。

予備タイヤスペースの内側

リアフェンダー内側は、左右の内張を外す必要があります。サブバッテリー室部分の内側にも、20㎝程の短冊状に切った制震シート(レアルシルト)を、間隔を開けて貼りました。

ボンネット内(ボンネット、バルクヘッド)

ボンネットの内側には、純正のインシュレーターが付いていますがそれを外し、ボンネット内側に直接、カバーと同じ大きさに切った耐熱制震シート(レアルシルト)を張り、その上に耐熱吸音シート(ゼロト)を貼り、インシュレーターを取付けました。
バルクヘッドは、ここも同じ純正のインシュレーターを外し、内側に大きめの耐熱吸音シート(ゼロト)を貼り、インシュレーターを取付けました。ここも効果があります。

バルクヘッド部

ドア及び、スピーカーのデッドニング

ドアについては、まず、内張を外し、配線類を外した後、ブチルゴムで密着してある純正ビニールシートを取り、ドア内側の鉄板の要所(所々)に制震シート(シンサレート)を貼りました。
スピーカーのデッドニングは、純正スピーカーを外して裏側の鉄板にレフュージョン拡散シートを貼り、大きな穴を塞ぐように制震シート(レアルシルト)が貼ってあります。穴が開いていると外の音が侵入したり、スピーカーの音が共鳴、共振したりして音が悪くなるので、ビニールシートに換えて強固な制震シートで塞いだ、という感じです。更に、写真の様に防音シートも上に貼りましたので、ピチピチの状態です。

ドア内側の静音化

純正のスピーカーは、一旦外さないと裏側の処理が出来ません。トヨタ車はリベット固定ですので、リベットをドリルで破壊して外し、裏側の処理をした後に再度、リベット止めをする、という作業をします。純正スピーカーは、如何にもローコストを目指したような製品ですが、音対策をすれば、同じスピーカーとは思えないような良い音が出るようになります。高い製品に取り替えなくても十分に満足できる音になります。ただ、若干、手が掛かりますが。この作業をドア4枚分に施しました。副次的な効果ですが、ドアを閉める時の音に重厚感が出ました

ドアハッチ廻り

4つのドアの内側には、ウエザーストリップというゴム部品が付いていますが、「WIND KEEPER」という商品がありましたので、取付けました。ウエザーストリップは雨などの侵入防止と静寂性を高める部品ですが、補強されたようにより密着度が上がり、外部音の侵入が少なくなりました。ドアをこれまで以上に強く閉めないと、半ドアになる程、室内の気密性が上がりました。
他にも、前ドアのステー部分に、「クラウン」純正のセンタードアウエザーストリップを、後ドアには「センチェリー」純正のウエザーストリップを、センタピラーに「バンガード」純正のウエザーストリップを付けています。
バックドアのハッチ廻りは、「静音計画」のマルチモールをボディとの接触部分に1周分貼り、内張を外し、空洞部分に吸音シート(シンサレート)を詰めました。

その他の部位

左右キックボード内側、左右Bピラー内側にもシンサレート吸音シート(レアルシルト)貼付け、又、上級車種のみに付いている、左右の純正リアフェンダーライナーも取付けています。リアフェンダーライナーは、費用対効果が高い部品です。

タイヤ

ブリジストン「レグノ」。静寂性を求めるのなら、レグノに限ります。タイヤは、倉庫保管なら2~3年前の物でも、性能は殆ど、劣化しない、という論評があり、私はこの説を信じて、オークションで新品を3割から4割安で、買っています。流石、フラッグシップのタイヤだけあって、静かです。

経費

施工後は、救急車の接近もドアガラスを下げないとよく聞こえないレベルになりました。静音化の経費は、工具類を入れても5万円程(タイヤは別)でした。ご参考になれば、幸いです。

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